「ベターコールソウル」シーズン4の1話「煙」の感想

「ベターコールソウル」S4の1話の簡単なあらすじ

 ネットフリックスで「ベターコールソウル」シーズン4の1話「煙」を視聴しました。
 まずは簡単にあらすじから。
 基本的にネタバレありなので、未視聴の方はご注意ください。

 S4の1話の冒頭は、おなじみの、逃亡後のジミーの生活が描かれますが、今回、ジミーはシナボンの店内で倒れて救急搬送されます。検査結果は異常なしですぐに退院します。

 S4の本編の始まりですが、S3の終わりは、チャックの家が火事になるところまで描かれました。
 シーズン4の本編はその続きがスタートします。

 ハワードから連絡がありジミーは火事の件を知ります。
 夜、チャック宅のランタンが倒れて火事になり、チャックは亡くなりました。
 ジミーは訃報をきいてショックを受けている様子です。

 チャックの葬儀のあと、ハワードは、火事は事故ではなく、自殺だったのではと自説を述べます。
 チャックの病気のせいで保険料が上がり、その件についてチャックはハワードと意見の相違があって、チャックはHHMを追い出されました。
 保険料が上がった件は、実はジミーが根回ししました。
 つまり、チャックが亡くなったのは、ジミーに原因があるともいえます。

 そのことを知らないハワードはチャックを追い出したことが原因でチャックが亡くなったと考えたようです。
 ハワードは自責の念に駆られている様子。
 そこでなんとジミーはハワードに「君が背負うべき十字架だ」と言い放ちます。
 ……これは、物語の主人公としてはいかがなものかと思います。

 キムは、険しい顔つきでジミーを見つめます。あとでこれは一悶着ありそうな雰囲気です。
 これも伏線なのかなと思います。

 マイクとイグナシオのパートもあります。
 イグナシオはボスに薬を盛ってはらはらどきどきの展開。

 マイクは、駐車場係を辞めて、とある企業に潜入しますが――ちょっとここら辺は前後関係を忘れました。
 正直に言うと、なにしてるのこのおじいちゃん? と思ってしまいました(笑)
 暇があればシーズン3を見返します。

「ベターコールソウル」S4の1話の全体的な感想

 面白かったです。
 しかし、物語の密度は高くはないと感じました。
 S4だけの問題ではなく、シリーズを通して冗長な部分が目立つのは少し気になるところです。
 短時間で描写できるところを、だらだらと引き延ばしている箇所が多かったです。
 物語を丁寧に描いているともいえるのでそこがこのドラマの魅力……といえるのかどうか。好みの問題かもですが。

 気になる点はあるにせよ、自分はこのドラマが好きです。
 面白いと思います。
 もう少しテンポ良く進んでくれて、物語の密度が高くなれば言うことはありません。

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