駐車場で遊ぶ子供

 まとめサイトで読んだ話です。
 投稿者は主婦と思われます。
 車でショッピングセンターに行き、買いものをした。
 帰るとき、車の下に小さな子どもがいてかくれんぼをして遊んでいた。
 主婦は子供に「危ないからここで遊んでは駄目」と注意した。
 子どもは素直に言うことを聞いたけど、そのあと、子どもの祖母に難癖を付けられた。

 投稿者の意見は「その祖母はおかしい」
 他の人もほぼ同意見でした。

 細かなニュアンスは分からないし、文章なので、端折っているところもあるはずです。
 けど、自分が思ったのは、車を発進させるときは、安全確認するのが義務ではないか。
 子どもがいたから「ここは危ないからここで遊ぶな」と言うのは果たしてどうなのか。
 注意するのが良いことか悪いことかなら、良いことだと思います。
 けど、やはりそれは言い方によるのではとも思います。

 基本的には、車のほうが注意するべきで、危ないからダメだと言い出すと、歩行者は道を歩けなくなるのではないかと思います。
 駐車場の管理人なら子供に注意してもいいと思います。
 一利用者が注意するのはやり過ぎです。

 たとえば教習所で、車を運転する前に、車の下に子どもがいたら、その子どもに口頭で注意しましょうと教えている、もしくは道路交通法で口頭で注意するのが定められているなら、この投稿者は間違っていないです。

 だったら注意しないのが正しいのか、ということでもないです。
 もし自分がこの立場だったら、注意はするけど「遊ぶな」とは言いません。
 子供はそういうものだ、と思うだけ。
 冷たい話だけど、子供がそれで車にひかれても、仕方がないです。

 車のドライバーが気をつければいいだけの話です。
 運転者の義務です。
 子供のことを思うから子供に注意するのは、自己正当化をしているように思えます。

ランニング中の爺さんと車、どちらが悪いか

 これもまとめサイトで読んだ話。
 爺さんが歩道をランニングしている。
 車が、脇道から本道に合流しようとしている。
 爺さんが車の前を横切って車とぶつかりそうになる。
 爺さんは車の運転手に向かって文句を言う。
 投稿主は、その様子を後ろから眺めていたようです(その投稿主も車を運転中)。
 その投稿主は、爺さんが悪いと思っているらしい。
 合流しようとしている車の前を横切るのはおかしいという論理。
 コメント欄は、最初は車側を擁護していて、やがて爺さんが正しいという論調に変わりました。

 なぜ、人によって、判断が分かれるのか。
 これは視点の問題だと思います。
 車側の視点に立つのか、歩行者側の視点に立つのか。もしくは俯瞰で見るか。

 俯瞰で考えたら、客観的な判断が下しやすいです。
 爺さんのほうが正しい。
 もしぶつかれば、爺さんのほうが優先でしかも歩行者扱いだから、法律的には車のほうが悪くなります。

 横断歩道のない交差点付近では、歩行者が優先です。

コメント

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