dell「inspiron 11 3000(エントリープラス)」 レビュー

Inspiron 11 3000のエントリープラス
 Dellのノートパソコン「inspiron 11 3000」を購入しました。
 inspiron 11 3000はエントリーモデルと、エントリープラスモデルがあります。
 今回購入したのはエントリープラスモデル。
 数日前にはエントリーモデルも購入。
 経緯については以下をご覧下さい。
ミニノートPC購入記|前編
ミニノートPC購入記|後編
ノートPC「FMV-BIBLO LOOX C/E70」感想
ノートPC「Inspiron11 3000(エントリー)」レビュー

※Dellのinspiron 11エントリープラスモデル、SSDはSamsung製らしいけど……自分のは東芝製でした。ちなみにエントリーモデルのeMMCはサンディスク製でした。

 遠回りになりましたが――inspiron 11 3000のエントリプラスモデル、良い買い物でした。
 これは、長く使うと思います。……たぶん。

 最初にスペックを軽く紹介しておきます。

CPU Pentium N3710/4コア
液晶 11.6インチ HD(1366 x 768)
ビデオ インテル HD グラフィックス 405
メモリ 4GB
ストレージ SSD128GB
OS Windows 10 Home 64ビット

Inspiron 11 3000のエントリープラスモデル 購入はDellの公式。Dellストアです。
 Dellストアで購入するのは確か2回目です。

 1回目は24インチの液晶を購入しました。
 もう5年ぐらい前のことです。

 Dellは配送が遅いです。
 2週間ぐらい待つのは当たり前です。
 それは今も変わってないようで、Amazonのお急ぎ便に慣れていると、この配送の遅さはイライラすると思います。
 平均すると10日前後かかるようです。

 しかし今回は即納モデルを注文したので、出荷はAmazon並みに早かったです。
 注文したのが火曜日の夜。
 出荷はなんと翌日の水曜日。
 しかし、配送されたのは土曜日でした。
 関東から九州まで、ゆうパックなら1日で到着します。
 ヤマト運輸は2日。
 佐川急便も2日のはず。

 今回の配送業者は佐川急便でしたが、3日かかりました。
 出荷が水曜日の午後だったので、翌日扱いだったのかもしれません。
 Dellのウェブサイトのオーダーステータスは、到着予定は金曜日になっていたので、金曜日に届くと思って朝からずっと夜の21時まで待っていました。しかし届かず。
 翌朝、佐川急便に電話すると「本日お届けします」とのこと。
 荷物が管轄の営業所に届いたのが金曜日の夜だったようです。
 予定は予定なので仕方がないです。

inspiron 11 3000の外観は……?

 それではinspiron 11 3000に話を戻します。
 inspiron 11 3000のサイズは11.6インチで重量は1.2㎏ぐらい。
 モバイルノート。
 個人的にこの11.6インチのサイズは手頃感があって好きです。
 これ以上大きなサイズだと持ち運びに不便です。
 これ以上小さいと、使い勝手が犠牲になります。

 inspiron 11 3000の外観ですが、忌憚なくいうと……高級感はありません。
 電源ランプなどのインジケーターもなし。
 タッチパッド周りは、ペコペコしてチープさが漂います。
 もう少し、外観について細部の安っぽさがなければ良かった。
 なぜなら性能は、Pentium+SSDのエントリープラスモデルは、バランスが絶妙で、決して高スペックとはいえないものの、価格が1~2ランク上のノートPCに迫る勢いがあります。

 inspiron 11 3000のエントリープラスモデルは5万円以下、4万円前後で買えるモバイルノートPCとしては、上位に位置するスペックなので、性能については言うことありません。
 Pentium-N3710(またはN3700)は、処理速度の速いCPUではないものの、必要にして十分。
 SSDは、HDDに比べれば容量は少ないものの、速度や消費電力、堅牢性に定評があります。
 メモリも4GBあれば十分。
 通常は困りません。
SSDのメーカーは東芝
 ▲SSDのメーカーは東芝でした。
 型番「thnsnk128gcs8」。
東芝製ssdの速度

Inspiron 11 3000の液晶

 Inspiron 11 3000の液晶ですが、11.6インチで大きさは手頃です。
 これ以上小さくなると見づらいし、大きくなると重くなったりするので、ちょうど良いと感じます。
 モバイルノートとしては最適のサイズだと思います。
 解像度は1366×768で、少し低いけど、このクラスのモバイルノートだと標準の範囲内。

 色合いについては、青が強いです。
 Dellのクセみたいなもののようです。
 調整すれば軽減できます。
 視野角などはよいとは言えません。
 液晶については値段なりと思います。

inspiron 11 3000のバッテリー

 inspiron 11 3000のバッテリーは、最長10.25時間保つとのこと。
 実際のところ7割前後、7時間ほどと思われます。

 バッテリーの脱着は不可。
 バッテリーを交換する場合は裏蓋を外す必要があります。
 交換自体の難易度はそんなに高くないと思われます。

 バッテリーはSamsung製でした。
 いつぞやのスマホのように燃えたりしないことを祈るばかりです。

 Inspiron 11 3000に限らず、DellのPC全般にいえますが、プリインストールアプリが最小なのがいいです。
 全くないわけではなくて、リカバリディスク作成のアプリや、電源周りのアプリはあるけど、訳の分からないアプリはほとんど入っていません。
 おかげで起動は速いし動作は軽いし、ストレージの空き容量も多い。良いことづくめ。

エントリーとエントリープラスの違い

 下位版ともいうべきCeleron N3050のエントリーモデルと、上位版のPentium N3700のエントリープラスモデルの違いは、CPUとメモリとストレージ。
 最大の違いは、個人的にはストレージだと思います。
 eMMCか、SSDか。
 この2つは、読み書きの速度には大きな差があります。
 eMMCはSSDの親戚だから、SSDに近い動きをするだろうと思ったら……体感的には、HDDとそれほど変わりませんでした。
 だから、SSD搭載のエントリープラスモデルがお勧めです。
 この2つは見た目は同じだけど、中身は相当差があると思って良いです。

 両者の比較については、下記エントリーをご覧下さい。
inspiron 11 3000のエントリーモデルとエントリープラスモデルの比較

 ちなみに、USBメモリを使っての回復ドライブの作成にかかる時間は、どちらのモデルも大差はないようです。
 エントリーモデルで2時間ぐらいかかったから、エントリープラスモデルはSSDだし、1時間もかからないだろうと予想したけど、時間はほぼ同じでした。2時間前後。
 検証したわけではないけど、USBメモリの転送速度は、2.0でも3.0でも、回復ドライブの作成時間に違いはないようです。とにかく時間がかかります。
 初期化については、エントリープラスモデルはまだ実施したことがないから分かりませんが、エントリーモデルは3時間ほどかかりました。

 USBメモリの容量ですが16GBほどは必要のようです(8GBでも可能かもしれません。分かりません)。

 Inspiron 11 3000のエントリープラスモデルは、万人にお勧めできます。
 初心者でも中級者でもOK。
 サブPCとして使うのがいいけど、多少無理をすればメイン機としても使えると思います。
 普段、ウェブサイトを見る、メールを使う、表計算ソフトを使う、テキストを編集、ブログ執筆、簡単な画像加工……程度なら、十分にメイン機になり得ます。
 11.6インチ、1.2㎏で、持ち運びも楽。

 ストレージとメモリは交換できるので、拡張性もそこそこあります。
 エントリーモデルとの差は1万5000~2万円ぐらいだけど、それだけの価値は十分にあります。

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