海外ドラマ「ER」シーズン5の感想

 ERシーズン5の感想です。

 ERのシーズン5は、新キャストのルーシー・ナイトが登場します。
 カーターの下について、最初はミスを連発しつつ、それなりに成長していき、師匠であるカーターともいい仲になりかけたりと、いろいろと事件が起こりつつ、やがてはリタリンという精神刺激薬を服用していることを告白して、カーター先生は「その薬はやめろ」と忠告。いったんルーシーは「プライベートなことに口を出さないで」と突っぱねますが、結局はカーター先生の言葉どおり服用をやめようとするけど……このあたりのエピソードはあとのシーズンを知っている身としては、伏線だなあ……と感じます。

 あとは、マークとコーディがくっついたり、ベントン先生とその息子リースとの関係、キャロルの妊娠など、細々なことが多い印象です。

 ERというドラマ、基本的には病院内やその周辺での出来事が描かれますが、時々、その枠を飛び出して、病院外が舞台になることがあります。
 シーズン5のエピソード16「地の果てにて」は、ベントン先生がパートの医者として僻地に赴任します。報酬は2週間で8000ドルから1万ドルぐらい。
 エピソード16「地の果てにて」は良く出来たお話で、自分の好きなエピソードの一つです。

 以下は「ER」シーズン5における個人的な人物評です。

ジョン・カーター
 カーター先生は、初期の頃の初々しさはなりをひそめて、一人前のドクターとなりました。まだ時々はおっちょこちょいな面を見せたりもしますが。
 カーター先生は、シーズン7ぐらいまではまずまず好きですが、それ以降、アフリカに行ったりしたシーズンはいつかは忘れましたが、あれ以降のカーター先生は好きになれないです。

ピーター・ベントン
 ベントン先生は、自己中心的でかつ野心家で、性格は最悪だと自分は思っています(だからこそ良いキャラ)。
 このシーズン5のベントン先生はちょっといい人っぽいというか、角が取れて丸くなったというか、え、これベントン先生なん? と思うことがしばしばありました。ジェニーに対する態度とかを見ているとそう感じます。
 エピソード16「地の果てにて」では主人公になりますが、大好きなエピソードです。
 看護婦の息子のベントン先生に対する態度が面白いです。

ルーシー・ナイト
 医学生。
 自分は基本的にルーシーは好きです。
 しかし、できないことをできるといってミスをするのは医療という分野ではあってはならないことだと思います。
 まだ子供かなとの印象。

エリザベス・コーデイ
 コーディが好きな人には申し訳ないけど自分は大嫌いです。何がいいのかさっぱり分かりません。
 ロマノは彼女のことが好きだけどロマノは人を見る目は最低なんだと思います。

キャロル・ハサウェイ
 婦長。
 最初は、なんだかこの人が好きになれなかったです。どや顔が気になります。
 しかしアビーなどと比べると……ずいぶんマシだったんだなと思い直しました。
 
 海外ドラマにおいて、キャラの親が出てくるエピソードはERに限らず多いですが、自分はその演出が好きではないので、それも関係しているかもしれません。キャロルも確か母がたびたび出てきますが、まあアビーに比べたらかわいいものでした。

 ER関連は以下をご覧ください。
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