自動車メーカーの燃費不正問題

 三菱自動車の、燃費不正問題ですが、どうやらスズキも同様の不正を行っていた模様です。
 これは業界の慣習なのか、結構、根が深いかもしれません。
 と思っていたところ、スズキの場合は実は、逆サバを読んでいたらしいです。
 つまり、カタログ燃費の数字のほうが悪く、実燃費のほうが良いという……

 どういうことかというと、燃費計測のとき、体重60㎞で計測するのが本当のようですが、スズキの場合、その3倍の180㎏で計測していたとか。
 何故180㎏なのか、という点ですが、車は家族で乗るものだから、60㎏よりも180㎏のほうで計測する方が理にかなっているから。

 実際のユーザーも「カタログ燃費よりも実際の燃費のほうがいい」といっている人もいるようです。

 しかしたまたま良い結果になっただけであって、数値がプラスだろうとマイナスだろうと、カタログ上と違うのは、やはり問題はあると思います。
 これがもしマイナスだった場合は、三菱自動車と全く同じになってしまうし、言い訳は通用しないと思います。
 スズキ側は、リーマンショック後に、新車開発、エンジン開発などの対応のため、燃費測定のための人員を充分に確保できなかった旨の理由を述べているそうです。

 4輪ではありませんが、スズキのアドレスV125というバイクに乗っています。
 カタログ上は、定地燃費52です。

 実際の燃費は、町乗りで平均38ぐらいです。
125CCの原付二種スクーター(アドレスV125)の燃費はどれぐらい?

 ネット上の情報をみてもだいたい40前後のようです。

追記
 スズキの燃費不正問題は、逆サバを読んでいたというのはどうやらデマだったようです。
 180㎏で計測していたとかいうのも、ソースはないようです。

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