お酒を飲めない人は損をしているのか

バーカウンター
 下戸は損なのかどうか。
 酒飲みの人が「お酒を飲まない人は損をしている!」と熱っぽく語ることがあります。

 確かテレビタックルだったと思いますが、大竹まことさん(下戸らしい)が上記の言葉に対して反論していました。
「余計なお世話だ」

 その通りだと思います。

 お酒は、ほとんど呑みませんが、損をしているとは思わないです。
 けど、呑まないからそう思うので、呑む人の視点にたてば、実際損しているのかもしれません。
 分からないです。

 どこに基準(視点)を置くのかで変わってきそうではあります。
 お酒を飲む人からすれば「こんなに美味しいものを知らないなんてもったいない」という考え方なのだと思います。
 けど、酒を美味しいと思わないのだから仕方がありません。

 かつての職場にお酒を飲む人がいました。
 毎日、仕事が終わってから呑んでいたそうです。
 アルコールなら何でも呑む人で、いつもはビールを飲んでいたようです。
 350ミリリットルを1日に2本ぐらい。
 おおざっぱに1本200円として1日400円。
 30日で12000円。
 お酒だけで毎月12000円。
 そして週末、お休みの前夜などは日本酒や焼酎をプラスすれば、月の合計で2万円前後はかかると思います。
 週1回、居酒屋に飲みに行くとして1回3000円で計算すると1万2000円。

 平均したら、お酒代で月間3万円ぐらいはかかりそうです。
 年間にすると36万円です。
 お酒を飲まない人は、このお金は丸々浮きます。

 そういうふうに考えると、お酒を飲まない人が損をしているとは思えないです。
 お酒をのむ雰囲気が好きとかいう人もいるので、金額の多寡ではないのかもしれないけど。

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