子どもの頃は他人の考えていることなんて分かるはずがないと思っていた

 子どものころ、心の中の声は絶対に分からないと思っていました。
 口に出すことが全てで、某作家風に表現すれば、それ以下でもそれ以上でもない、みたいな。

 自分の心の中の言葉は、他人には分からないし、他人の心の声も分からないと思っていました。
 しかし、それは浅はかな考えでした。

 大人になって、多少なりとも経験を積んだ今なら分かります。
 他人の感情を読むことはそんなに難しいことではありません。
 逆にいうと、自分の感情もほぼ相手に筒抜けです。

 たいていの、中年以上の人は、上記のことは分かっていると思います。
 はっきりとではなくて、なんとなく分かっている場合もあるはずです。
 しかし時々、分かってない人もいます。
 割合的には……自分の感覚で、ということですが、数十人に1人、数百人に1人レベル。

 若い人は、上記のことが分かってない割合が高いです。
 自分を振り返ってみて、まさに自分がそうでした。
 クソガキだったなと思います。
 当然、中には、そうじゃない若者もいるとは思いますが。

 何が言いたいのか。
 年を取ることは新たな発見があって素晴らしい。

コメント

  1. オリーブ君 より:

    何か新しい発見をされたのでしょうかねえ。
    孔子様は
    六十にして耳従う。
    七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。

    と、の給われたが、現代においては、何と自己中の老人の多いことか。
    今までどんな教育を受けて、どんな勉強をしてきたのだと言いたい
    年寄りばかりのようです。

    • yamabekaname より:

      自分は自己中な老人に遭遇した経験はないですが、そういう人は多いみたいですね。
      そういうのが目立つから、多い、増えたと錯覚するのかもしれません。
      大人しい老人は目立たないわけで。

      おかしな老人を相手にしないといけない接客業の人たちは大変かもしれません。

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