「ベター・コール・ソウル」シーズン2の第4話「丸腰」の感想

　ベターコールソウルのシーズン2の4話「丸腰」を視聴しました。
　マイクの話と、ジミーの話が交互に描かれます。
　最初はマイクの話に主軸が置かれているのかと思ったら、ジミーの話も熱が入っていて、どちらも面白かったです。
　タイトルの丸腰は、マイクのことを指しているわけだから、この回はどちらと言えばマイクが主人公なのだと思います。

　まずマイクの話から。
　ナチョが始末したい相手はなんとトゥコでした。
　マイクは当初、ライフルでトゥコを狙撃するつもりだったけど、それは思いとどまり、結局のところ自分の身を犠牲にし、トゥコに殴らせておいて、トゥコが警察に捕まるように仕向ける作戦をとりました。

　ジミーは、無断でCMを流すという行為で、デイビス＆メインの所長クリフや、役員から非難されます。
　無断でやったのは叱られても仕方がないけど、1人ぐらいジミーを擁護してもよいのでは？　と思いました。
　解雇にはならなかったけど、その一歩手前、という状況です。

　この失敗のせいで、ジミーを推したキムの評価もだだ下がりです。
　キムは部屋を失い、倉庫のようなところで書類仕事をさせられます。
　ジミーはどうにかキムを助けようとするけど、空回りの様子です。

　後半、ジミーは、キムの待遇のことで、兄チャックと言い争います。
　一見、チャックが正論に思えるけど、チャック自身も、電磁波過敏症（実は精神的なもの）なので、その正論がむなしく聞こえます。