6年ぶりにパソコンを新調|番外編「i3-2120→i5-2400S」

 自作パソコンが古くなってきたので新しく作ろうと考えました。
 しかし部品を取っ替え引っ替えしているから、電源のみの換装で寿命は伸びると判断し、新調は断念しました。

 部品を一新すると6万円ぐらいかかります。
 それに比べて、電源とPCケースを交換、CPUをグレードアップすれば2万円手程度で済みます。
 気持ち的には部品を一新するのがいいけど、OSの再インストールも必要になってくるので、色々と面倒です。
 関連エントリーは以下をご覧下さい。
6年ぶりにパソコンを新調|前編
6年ぶりにパソコンを新調|後編

 CPUはCore iシリーズの第2世代(Sandybridge)の「i3-2120」でしたが、今回「i5-2400S」にアップグレードします。

「i5 2400S」の中古は、オークションで4,000円前後が相場のようです。
 発売当時は2万円を越えていたはず。安くなりました。
 いっそのことi7でも良かったけど、そちらはやはりまだ価格が下がってないし、動画のエンコードをするわけではないので、i7は不要と判断しました。
 マザーボード自体は、もう1世代上のCPUにも対応していましたが、値段を調べると軒並み高価でした。
 2400無印とSは出回っている量も多いみたいで、価格も安価です。
 ちなみに末尾の「S」は省電力。
 Tが更に省電力。

 CPU(i5 2400S)は、オークションで購入しました。
 ケースと電源は、Amazonで購入する予定です。
 一応、製品は下記を予定。

 電源は550wではなく450wにするかもしれません。
 PCケースは当初はP70の予定だったけどP50にしました。
 また直前で気が変わってP70にするかもしれません。

 ほか、ついでにサウンドカードも追加しようと考えています。

 ケースと電源を入れ替えるときに、CPUも換装しようと考えていたけど(そのほうが無駄がない)、CPUのみ先に届いたので、換装したい衝動に駆られて……結局、CPUを交換しました。

 ▲i3-2120。古いCPU。

 ▲i5-2400Sを載せ替え。

 上の画像、CPU(i3 2120)が白と灰色で汚れていますが、CPUグリスです。
 CPUの上にはヒートシンクがのり、その上に更にファンがつきます。

 グリスを塗らないと冷却効果が低くなるようです。
 ビデオカード用のグリスがあったのでi5 2400Sにはそれを使いました。
 地味に高価です、CPUグリスって。

 CPUファンの取り付けに苦労しました。
 3分ぐらいで終わるだろうと思ったら……20分ぐらい悪戦苦闘しました。
 装着が上手く行かないと、CPUの冷却ができないので、パソコンが使えません。
 マザーボードって結構デリケートなところがあるから、力を入れすぎると壊れそうだし……
 CPUクーラーの脱着はそう頻繁にするものではないから、慣れてない分、なかなか難しいと感じます。

 悪戦苦闘の末にCPUクーラーを取り付けて、マザーボードを元通りに配置し、配線を確かめて、電源オン!
 BIOSの画面は過ぎたけど、OSが立ち上がることなく途中で画面が暗くなりました。

 電源スイッチをもう1度押します。
 すると……すんなりと起動しました。

 ▲CPUの換装、成功しました。

 適当なベンチマークを幾つか走らせて様子を見ましたが、特に問題はありません。

 アイドル時、温度は40℃前後。
 負荷を掛けると、60℃を越えて、70℃近くになりました。

 CPUをi3からi5に交換した結果、若干、きびきびと動くようななったかなと思います。
 ソフトを立ち上げたり何か作業をさせたりするときの挙動は、あまり変化はないです。
 ただ、マルチタスクは以前に比べて反応が良くなりました。
 以前はCPUのコアが2で、今回は4になっているので、それの恩恵と思います。
 しかし劇的な変化はないです。
 動画のエンコードをすれば、かなり差がでると思われます。

 次回は「6年ぶりにパソコンを新調」後編「結局、古いパソコンを延命」を予定しています。
 ケースと電源を交換予定。
6年ぶりにパソコンを新調|後編

追記
 CPUを交換して1週間ほど経ちました。
 以前より明らかに動作は速くなっています。
 以前なら5秒かかっていた作業が、4秒も経たずに終わります。
 プラシーボかなと思っていたけど、そうでもありません。
 以前なら、半秒~1秒ぐらい、フリーズした作業も、ある程度軽い感じになっていました。
 物理コアが4つというのは結構いいです。
 4000円程度でこれだけ性能アップするならお得です。

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