海外ドラマ「デクスター」シーズン3の感想です。
シーズン3は12話構成。
今回は、デクスターに闇のお友達ができるお話です。
マイアミでは有名な検事補、ミゲル・プラドという人物。
シーズン3の全体的な感想としては、シーズン1やシーズン2よりは……サスペンス度は落ちます。
シーズン1の衝撃度や、シーズン2にあったドキドキ感は、シーズン3では味わえません。
かといって駄作ではなくて、それなりに面白いけど……小粒になったと思います。
シーズンを重ねることによって、キャラが立ってきた部分はあります。
新キャラがいて、ジョーイ・クインという刑事。
デボラとコンビを組みます。
デボラは今シーズンでも尻軽ぶりを発揮して、情報屋のアントンと男女の関係になります。
クインは自分は好きなキャラです。
警察官でありながら小悪党的な部分もあるけど憎めません。
そのクインはたびたびデボラと衝突するけど、デボラの考え方は子どもっぽいかな……と思いました。
アントンと男女の関係になるのは駄目だと思います。
それでクインを批判するんだから世話ないです。
「デクスター」シーズン3の大きな軸は、やはり検事補のミゲル・プラドだと思います。
彼は本当にデクスターの友達なのか。
中盤から、ミゲルはデクスターとともに犯罪者を始末するようになります。
ミゲルは個人的な理由で、女性弁護士に手を掛けます。
デクスターは、それはルール違反だというけど、デクスター自体も、邪魔だからと言って、誰かを排除することはあったような……?
直接殺したことはなかったかもしれませんが。
シーズン1では、リタの元婚約者ポールを刑務所送りにしました。
ポールは刑務所で喧嘩して殺されます。
シーズン2では、デクスターの正体に気づいた同僚警官ドークスを監禁します。
デクスターは直接手を下した訳ではないけど、ドークスはひどい死に方をします。
最後、デクスターはリタと結婚し、シーズンは幕を閉じます。
小さなことだけど、ちょうどよい区切りでシーズンが終わるのも、好感がもてます。
物語とは直接は関係ありませんが、このシーズンはマスオカが面白いです。
特に3話、マスオカの論文ののった業界紙がゴミ箱に捨てられるのを発見して、俺たちに対する侮辱だ! と怒りますが「俺たち」というニュアンスが面白いです。
デクスター関連は以下をご覧ください。
・海外ドラマ「デクスター」(シーズン1)の感想
・海外ドラマ「デクスター」シーズン2の感想
・海外ドラマ「デクスター」シーズン3の感想
・海外ドラマ「デクスター」シーズン4の感想
・海外ドラマ「デクスター」シーズン5の感想
・海外ドラマ「デクスター」シーズン6の感想
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