絵の模写を600枚ほどやると絵はうまくなるか

 絵の上達には模写がいいらしいので、コミックをそのまま見よう見まねで描くことにしました。
 漫画はナニワ金融道です。
 なぜナニワ金融道なのか。簡単そうだから。

 簡単そうだと思って始めましたが……
 なかなか難しい。
 たとえば顔を正面から描くのは簡単だけど、人が椅子に座っている構図などは難しいです。
 あと、手指がどうも上手く描けません。

 とりあえず1000枚ほど描けば、上達するのではないかと勝手に考えています。
 1日10枚模写すれば10日で100枚。
 1ヶ月で300枚。
 3ヶ月弱で1000枚に到達するはず。

 紙は、コピー用紙が余っているのでそれを使います。
 ペンは、三菱の鉛筆です。

模写を続けて……

 絵の模写ですが、1~10枚はあまり上達せず。
 11~30枚は、うーんちょっと上達したかな?
 31~50枚は、明らかに最初より線がしっかりしてきました。

 絵は上手くなってきたけど、模写するのがだんだん苦痛になってきました。
 ナニワ金融道は、結構似通った構図が多いです。
 同じ顔ばかり描いてもあまり勉強にならないだろうと思って、70枚ぐらいでいったんナニワ金融道は終わりにしました。

 次は……「右向け左」という、自衛隊漫画を模写しました。
 100枚を越えたあたりから、だいぶ自分でも上手いと思えるようになってきました。

 1枚描くごとに上達していくのが分かります。
 その調子で200枚を越えて……停滞期に入りました。
 下手ではないけど、上手いわけでもない……

 仕事を辞めて時間だけはあったので、1日30枚ぐらい描いた日もありました。
「右向け左」のほか「寄生獣」「デスノート」「パトレイバー」「あずみ」「極道飯」など、手当たり次第に模写しました。
 案外1000枚は近いかもしれません。

模写500枚目は「あずみと千代蔵」

 500枚目の模写は、節目なので結構気合いを入れて描きました。
 あずみと千代蔵です。

「あずみ」の絵柄ですが、八頭身から、二頭身まで変化に富んでいます。
 劇画タッチのキャラがいるかと思えば、ギャグ漫画のようなキャラもいて、描き分けがすごい。
 普通だったら違和感があったりするけど、そういうのは一切感じないです。

 ちなみにヒロインのあずみですが、描くのは難しいです。
 少し離れた(遠くからの)構図だと線が省略できるから描きやすいです。
 顔のアップの絵は難しいです。

模写が日課になる

 漫画の模写650枚を突破しました。
 上達の程度が緩やかになってきました。
 模写した漫画は「ナニワ金融道」「右向け左」「寄生獣」「あずみ」「パトレイバー」「ベルセルク」「極道飯」「天上天下唯我独尊」「殺し屋1」「プラネテス」「銃夢」「デスノート」など。

 模写を600枚やると、絵はうまくなります。
 もし、うまくならないなら、たぶんそれは……才能がないのでしょう。
 どんなに頑張っても泳げない人もいますから、そういうのは仕方がないです。

追記
 絵の練習のとっかかりとしての模写は有効だと思います。とにかくペンを持つ時間を増やすことが大事です。
 絵の才能については、基本的には誰にでも備わっているものだと思います。
 しかし、中には泳げない人、自転車に乗れない人がいるように、絵が描けない人もいるはずです。それは才能がないのだと思います。
 基本的には、かけた時間に比例する世界だと思います。

コメント

  1. 画塾の人 より:

    模写したところで絵はうまくはなりません。
    才能がモノをいう分野ですから。静物デッサンなどから始めて5年ほど頑張ってみて
    ください。
    貴方に才能が有れば何とかなるやもしれません。

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