海外ドラマは、ストーリーが1話完結するタイプと、1話ごと繋がっていくタイプがありますが「ベター・コール・ソウル」は後者になります。
続き物は1度でも見逃すと訳が分からなくなる場合もあるけど、ネットフリックスやHuluなどで視聴する場合は、放送を見逃すことはあり得ません。
さておき、第3話は2話の続きとなります。
1話とも少し関わっています。
あの1話の横領の夫婦は伏線だったようです。
ジミーはひょんなことからギャングと顔見知りになります。
そのギャングが横領の夫婦の金を狙っていることを知ったジミーは、夫婦に匿名で警告を発します。
金を横取りしようと企むのが「ナチョ」というチンピラです。
ジミーはお調子者で胡散臭いし、この時点では仕事が成功しているとも言いがたいけど、根本的には善人なのだな、というのがわかるエピソードです。この点は、物語の根本にも関わってくることかもしれません。
「ブレイキングバッド」に出てきたソウルグッドマンは、胡散臭いけど有能な弁護士でした。
根っからの悪人ではないけど、だからといって博愛主義に溢れた人物でもありません。
けどこの時点のジミーって……なんというか……中途半端です。
良い人物なのか、悪い人物なのか、よく分からない。
あとこの回はマイクの存在感も出てきました。
「ブレイキングバッド」のスピンオフ作品「ベターコールソウル」の1話目は、少し肩すかしで、違和感を覚えました。
ちょっと想像していたのと違いました。
2話目で盛り返して「ブレイキングバッド」のときのソウルグッドマンそのまま。
3話目では、すっかりとソウルグッドマンが板につきました。
「ブレイキングバッド」に比べると、このドラマはスケール感は小さいかもしれませんが、キャラの面白さは、本家にひけを取らないと感じました。
ベター・コール・ソウルS1の関連は以下をご覧ください。
・「ベター・コール・ソウル」第1話「駆け出し」の感想
・「ベター・コール・ソウル」第2話「トゥコ」の感想
・「ベター・コール・ソウル」第3話「ナチョ」の感想
・「ベター・コール・ソウル」第4話「ヒーロー」の感想
・「ベター・コール・ソウル」第5話「羊飼いの少年」の感想
・「ベター・コール・ソウル」第6話「警官」の感想
・「ベター・コール・ソウル」第7話「ビンゴ」の感想
・「ベター・コール・ソウル」第8話「RICO法」の感想
・「ベター・コール・ソウル」第9話「ピメント」の感想
・「ベター・コール・ソウル」第10話「マルコ」の感想
・「ベター・コール・ソウル」シーズン1の感想
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