「ベター・コール・ソウル」第2話「トゥコ」の感想

キム・ウエクスラーのイラスト
「ベター・コール・ソウル」の1話は、完成度という点では、あまり高いとは思えませんでした。
 状況説明が多く、大きな事件も起きません。
 海外ドラマの第1話は掴みの部分なので、スリリングなドラマが展開される場合が多いけど、そういうのを期待していると肩すかしです。

 さて、第2話ですが――こちらを第1話に持ってきたほうが良かったんじゃないかと思います。
 面白いです。

 日常を送っていて、思い通りにいかなくてイライラすることは多いし、ツキに見放されて落ち目になってしまうこともあります。
 そういうときは何をしても駄目で、事態が好転するのを待つしかありません。
 または積極的に動いて、ツキを呼び込むか。
 ジミー(今後、ソウルのことはジミーと表記します)の日常は、落ち目そのものでした。
 けれど突然、その思い通りにいかない日常は、トゥコというギャングのせいで非日常に変えられました。
 当たり屋の失敗の下りは、ジミー節が炸裂で楽しめました。

 スケボー兄弟からは「最低の弁護士だ」といわれますがジミーは「死刑から救った俺は最高の弁護士だ」と切り返します。
 確かに命があっただけ儲けものです。
 その事件からまたジミーは元の日常に戻りますが、ここら辺の描写は、こうやってジミーは色々と経験を積んでいったんだな、というのがよく表されていたと思います。
 法廷の出入り口に立つ警官にコーヒーを差し入れる場面は結構好きです。
 コーヒーを奢る理由が分からないけど、物語の描かれないところで何か借りがあったのかもしれません(または自分が何か見落としてるのかも)。

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