古畑任三郎のシーズン3における各話の簡単な感想です。
1話「若旦那の犯罪」
犯人役は市川染五郎
落語は興味がないので長らくこのエピソードは避けていました。
実際に見ると面白かった。
身代わりのトリックはやや無理がありますが。
師匠役の梅野泰靖の演技が素晴らしい。
「ラヂオの時間」では、千本のっこの風見鶏みたいなマネージャー役として出演していますが、同一人物とは思えないです。
老獪なプロの俳優との印象。
今泉のネタ「人のふん」「ソーセージ2本」は面白いと思います。
2話「その男、多忙につき (忙しすぎる殺人者)」
犯人役は真田広之さん。
殺人の理由がよく分からない。
事業に出資しないから殺すというのは、問題の解決にならないと思います。
3話
「灰色の村 (古畑、風邪をひく)」
犯人役は松村達雄さんと岡八朗さん。
普段とは違った雰囲気で面白いです。
田舎者に向かって「田舎者」と言うのは殺されても仕方ないかなと思います。
岡八朗さんの演技が素晴らしい。
4話「古畑、歯医者へ行く (アリバイの死角)」
犯人役は大地真央さん。
変装やトリック、殺害方法に至るまで、どうも完成度が低いと感じます。無理筋。
5話「再会 (古い友人に会う)」
犯人役は津川雅彦さん。
特に感想はありません。
6話「絶対音感殺人事件」
犯人役は市村正親さん。
なにか書きたいけど、思いつかず。
7話「哀しき完全犯罪」
犯人役は田中美佐子さん。
このエピソードは違和感があります。
視点がおかしいのかな。
田中美佐子さん寄りの視点で、古畑たちが脇役になっているような雰囲気があります。
8話「頭でっかちの殺人 (完全すぎた殺人)」
犯人役は福山雅治さん。
福山雅治さんは俳優として一流かどうかは分からないけど、演技力が低いと思ったことはないです。
しかしこの役柄はあまり合ってないと感じます。
好感の持てる人物ではないです。
まあ犯人なので、仕方のない部分かもしれませんが。
被害者の恋人は頭悪すぎ。
9話「追いつめられて (雲の中の死)」
犯人役は玉置浩二さん。
全編にわたって飛行機の中という異色の回。
動きが少ないので、面白いとは思えず。
この回に限らず、後頭部を打って死ぬ人が多すぎです。
あれぐらいで人は死にません。
11-10話「最も危険なゲーム 前後編」
犯人役は江口洋介さん。
電車の運行システムをハッキングして電車ジャックしているように見せかける話は、いろいろと突っ込みどころは多いものの、スペシャル回にふさわしい演者、およびストーリー展開だったかなと思います。
古畑関連については以下を参照ください。
・古畑任三郎シーズン1の全エピソードの感想
・古畑任三郎シーズン2の全エピソードの感想
・古畑任三郎シーズン3の全エピソードの感想
・古畑任三郎スペシャル回の全エピソードの感想
・古畑任三郎の全エピソードの時系列
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